コルドバとセビリアの2大都市を訪ねて
滞在したのは、セビリア空港から北側へ2時間走った、コルドバより50キロ手前の町、オルナチュエロス。町の外れ、丘の上の広大な敷地、ハッシェンダの一角。360度自然に囲まれた眺めの良いガーデナーハウスを借りて、キッチン、シャワー、トイレ、ベッドルーム2部屋、暖炉のリビングルームがあり、家のように寛げる滞在型の8日間でした。アンダルシアのスペイン語でもやや方言を話しているエリアのようです。レンタカーで交通量も少なく周遊できます。
今回訪れたスピリチュアルスポット
1 コルドバ、メスキータ(聖マリア大聖堂)と歴史地区(世界文化遺産)
2 セビリア、セビリア大聖堂・アルカサルとインディアス古文書館(世界文化遺産)
メスキータ(聖マリア大聖堂)
尊いのは、人の魂に宿る信仰心というか、信念と慈愛心。そういう普遍的価値は人種や宗教の伝統を超え、戦争を超え、今でも神聖さであり、多くの訪問者をひきつけています。イスラムとキリストの融合の中で、ヒンドウーを長く学んできたわたしは、キリスト教と近い位置にあることを感じました。信仰の性質上、イスラムは全く異次元の、それは幾何学模様を多く施した寺院建築の様式には人物の肖像、絵画、また動物を描いたもの、彫刻等一切存在しないという、日本のしきたりからも離れた世界でした。そして、スペインの特定のエリアにイスラム由来の大きな影響があり、ともに発展し、国の文化を作り上げてきたことに関心しました。食文化でみると、たとえばタパス。これは中近東のメッゼとなんら変わりありません。地元食材でメインのシーフードを用いますが、オリーブ、トマト、地中海野菜、ハーブという食材、そして調理の提供方法が メッゼと同じベースをシェアしています。
料理人であれば、この土地のスモークドパプリカを入手したいですね。パウダー状で、ふつうのパプリカよりもやや黒がかった赤色、燻製の風味がします。スモークドパプリカパウダーについて最近ベジタリアン(Vegan)レシピにも力を入れているジェイミーオリバー氏による詳しい解説はこちら、とても参考になります。
写真左から
1 自然の中に佇むガーデナーハウス
2 暖炉のあるリビング
3 渓谷沿いのハイキング、修道院を訪ねて
4 地元の養蜂家のショップ
5 オルナチュエロス町の風景
6 コルドバで唯一のベジタリアンカフェOrganico
7 セビリア、旧市街’(歴史地区)の小路
8 セビリア、オーガニック・ベジタリアンレストランGaia Bar Ecologico
9 セビリア、大聖堂内の庭
10 セビリア、マストのエラード店Puro E Bio Sevilla
11 すべてオーガニック素材、甘さ控えめのジェラート
12 Veganジェラートも6種類〜ライスミルク、アガべシロップがベース
参考: 阪急トラベル
http://www.hankyu-travel.com/heritage/spain/seville.php
http://www.hankyu-travel.com/heritage/spain/cordoba.php