カーボヴェルデってどこの国
じつはオランダへくる前、日本にいた時にはこの国の存在を知りませんでした。聞いたことのない国。地図を見ても目立たない。バカンスに旅行っていう人も周りにはいませんでした。
アフリカはセネガルの西側、大西洋に浮かぶ島国です。今回はトラベルエージェント、Naar Kaapverdische Eilandenさんに頼んで2週間の旅行を作っていただきました。ふだんは、自分たちで航空券と宿泊をアレンジしますが、生まれてはじめてのいわゆるパッケージ旅行です!
まずはアムステルダムから6時間のフライトでメインのSal島(Ilha de Sal)のSal空港へ。数日サンタマリアのビーチで過ごして約2時間の時差に慣れるとサンヴィシェンテ島のミンダオへ飛び、そのあとサントアンタン島へフェリーで渡りました。ビーチ沿いと登山やハイキングに最適な渓谷の2箇所にステイし10個ある島のうち1番青々しているという島の魅力を堪能し、ふたたびSal島へもどりました。

死火山、コーボ山の山頂 標高1550m からの眺め
この霧が植物を全体的に潤している
Punt do Salという地元の町で 年に一度の大きな祝祭があるというので久々のディスコで踊ったり、Mornaという土地の音楽を聴いて過ごした、カーボヴェルデ。どこへ行っても国のアイコンであるセザリア・エボラの曲が流れ、演奏されていた。半分はポルトガルのようなコロニアルな建物が立ち並び、あと半分は砂地の多いアフリカのようで今まさに道路を建設し電気の配線を整備しているところ。人々は「No Stress」を合言葉にしながらゆっくりとした時間の中で暮らしている。
サントアンタオ島では国立公園内にあるエコロッジに宿泊
昨年、この時期にスペインのアンダルシアへ訪れた際、フリヒリアナへ滞在したけど、高台になって車が入れない石畳の階段の道ではロバが唯一の運送手段だった。それと同じように山間の村では女性は頭の上に乗せて運ぶか、ロバを連れて最大積載量25kgで、笑、ゆっくり歩いては止まって草を食べながら歩き運んでいる。
一番うれしかったのは、サントアンタン島 でのハイキングで標高の高い位置、尾根沿いにフレッシュジュースの飲めるバーがあること。若いカップルが経営していた。ゲリラ戦かのようにちょうど良い位置の目に付くところへ看板を出していて、マンゴー、パッションフルーツ、カリン、パパイヤのフレッシュジュース、島のプランタン栽培で自家焙煎したコーヒー豆を販売していてコーヒーも出してくれる。ハイキングの道はそういったコーヒー園の合間をぬっていく。
ゲリラ戦術のようにメニュー表が吊り下がっている。
奥の小屋が展望台のバー、ドリンク注文後には運んできてくれる。
カチューパというローカル料理をたびたび目にしたけど一度もくちにしないままだった。 作り方はカーサ・マラクージャ、オーナーのへッティさんに教わったので、今度作ってみたい。オランダから国に戻って立ち上げたというコテージは2018年12月にオープンしたばかり。食事担当のチームも毎日工夫してヴィーガン料理を対応してくださり、デイツアーで案内していただいたりと、とても気の利いたサービス、とくにハイキング好きな人へ好立地でおすすめです。

サントアンタン島、Paulにあるカーサマラクージャ、コテージの入り口
風が強いのにはオランダで慣れてはいるものの、一日ずっと吹かれている、というのも体力を消耗する。アトランティック(大西洋)はいつも風が強い!けれども、300,000ユーロほど〜海辺のマンションが買えるいわゆるビーチリゾートは、もしかして、アフリカ方面が好きな人には良い投資先かもしれません。(笑) 実際にSal島では Dunas Beach Resort & Spaのホテルへ滞在しましたが、とても良かったです。下記をご参考にのせておきます。
NH 21 Investment
Luxury Beach Life